フォレストバイクで、山道トレイル初体験。
今日は、MTB出勤の日。
だけど、雨。
残念ながらMTBはお休み。
そんな時はもちろんスタンディング練習。（朝はまだ降ってない♪）
上達したと思ったのは、一瞬で、以後、変化が見られなくて泣きそうですが。
前回、フォレストバイクについて触れたので、せっかくなのでもう少し詳しく。
スタンディングのことが一番今の私に影響をもたらしてはいるが、
もちろん、他も楽しかった。
多少の段差も姿勢次第でそのまま超えられることを初めて知り、
おかげで近所の運動公園で遊んだとき、
奥行き広め、少し低めの階段登りを初体験することができた。
パンプトラックは、あの私の歴史に残るさむかわ以来で、
ハラハラした。
めげずに攻めたつもりだけど、
全く上手く行かなかった…。
悔しい。
しかし、なんといっても一番（楽しいの）は、山道トレイル！
人生で初めて山道をMTBで走った！
山道から外れて落ちたらどうしようと
ハラハラするが、
楽しくて仕方がなかった。
私は遠い昔の高校3年間だけだが、
今で言うトレイルランニングが流行る前、
山岳競技をやっていた。
10kgの荷物を背負って山道を走り、タイムを競うという、なんとも意味不明な過酷な競技。
（華の女子高生時代に、好んでこんなことをする。根本的にタフで、ちょっとおかしいことがバレるな。）
山登りをするのは大好きだが、
歩いても走っても、下りだけは好きではない。
全力で走るには怖くて、スピードが緩み、いつもここで次々と抜かされていく記憶は今でも
鮮明に残っている。
（登りでまた抜かすけど！←負けず嫌い。）
そんな下り坂を、自転車で下るなんて信じられないし、（上るのも信じられない。）
山で時々自転車の人を見かけても
余程スリルが好きなんだなと
別世界の人を見る眼差しで見つめていた。
やりたいと思ったことがないし、
ましてや、やる日が来るなんて誰が想像しただろう。
そんな私が今、MTBで下っている。
人生何が起こるか分からない。
歩いてみると、結構な下り坂なのに、意外とできる。
おぉ！
むしろ、上りがしんどい。
道が狭くなったり、
木の根や葉があったりして、
どこを通るか瞬時に判断しながら下りななければいけない。
分からなければ、MTBに委ねる。
ものすごく集中力や判断力、技術が必要なことがすぐに分かった。
これ、怪我したり落ちたりする人もいるのでは？
と思い、あるときベテランライダーに聞いたことがあった。
みんな安全に帰ることを前提としているから、意外と怪我は少ないよ。
とのこと。
なるほど。
確かにスピードを出さず、
自分の身の程にあった操作をすればいい。
だけど、なんだろう。
気持ちがいい。
面白い！
やっぱり、私、山が好き。
自然の中に入っただけでワクワクするのに
そこを今まで走ったことがないスピードで駆け抜けられるのは
なんとも気持ちがいい。
つい、もっともっととスピードを出してみたくなってしまう。
カッコよく下っていくベテランライダーの姿（憧れ）が私に重なる。（妄想の世界に突入）
あ、私完全に怪我をするタイプの人か…。
講習を受けた後は、時間いっぱい何度も山を走ってみた。
うん。
MTBを持っているからには、
やっぱり山道も走りたい！
これが私の山道トレイル初体験。
広い世界を思い切り。
気持ちいい！
