MTBでM(毎日)T(楽しく)B(冒険を)!

30代後半の2児の母が、MTBにハマりました。年齢なんて関係ない!やりたいと動き始めたときが運命の時。どうなっていくのか、MTBが教えてくれる世界と私の軌跡をゆるりと残していこうと思います。

スケートボード は、どこで習う?〜ストリートスポーツの世界〜

息子達がスケートを始めたおかげで、

新しく知った世界がある。

 

いわゆるスケートボードやBMX、ブレイクダンスなどの

ストリートスポーツの世界。

 

この世界との出会い(前に話した世界大会とはまた違う、日常の様子。)は、

私にとって衝撃的で、感動的だった。

積極的にMTBでダートを走ったり、技に挑戦しようとしたりしている

今の私の源になっている。

 

 

我が家は、私も夫さんもスケートは未経験。

息子がスケートを始めたいと言ったとき、

どうやって教えればいいのか、

どこに習いにいけばいいのか分からず困った。

とりあえず、スケートパークで一度初心者講習を受け、

乗り方、立ち方などの基本を教えてもらった。

 

そこからは…?

 

 

パーク(スケート場)での

教え合いだった。

 

スケート場にいると、必ず他にも練習している人がいる。

その人達に聞き、その人たちから学ぶのだ。

 

始めの頃こそ、人見知りな息子たちに変わって、

私が、自分の子どもを指導したり、見守ったりしている親に

「これは、どうやればいいんですかね?」

「次は何をやったらいいんですかね?」

と話しかけて教わった。

話しかけなくても、練習しているとアドバイスをくれる人もいる。

 

そして、通っていると顔見知りができる。

次第に、息子たちにも自然に友達ができる。

「次何やればいいと思う?」

「今の技、何!?」

「それ、どうやるの?」

「一緒にこれやろうぜ。」

「次○○やるから、見ててよ。」

「おー、すげーじゃん!」

 

こんな言葉が飛び交う。

 

特に長男は、“ランプ”という筒を半分に切ったような形のセクションが好きで

我が家では、長男のことを“ランプの主”と呼ぶほど、そこにいる。

そこでは、順番待ちで、誰かの技を見ながら、待っている時間がある。

その時間が話しやすいようだ。

 

 

大会でも、決められた技をこなさなければいけないわけでもなく

自分で技や組み合わせを選んで、挑戦する。

「どうよ?」と見せ、

「それなら俺はこれで。」

みたいな見せ合い。(に私は見える。)

そして、成功したら、

みんなで「すげー!!」「いいねー!」「やるなー。」と称え合う。

 

 

器械体操など似たような競技はあるのかもしれないが、

ここで感じる一番の魅力は、

遊びの延長であるということ。

だから、とにかく楽しそう。

(もちろん今は、プロがいたりオリンピック種目になってきているので、

そうも言っていられないこともあるのだろうが。)

 

そして、もう一つ、この世界で感動したことは、

老若男女が一緒になって遊んでいるということ。

昔は、スケボー(この言い方が古いと夫に止められている。笑)と言えば

公園で、ちょっとやんちゃなお兄ちゃんたちが遊びでやっているイメージが大きかったが、

今や、スケートパークのようなところも充実し、キッズスケータも多い。

若者はもちろん、その子達のお父さん世代、中にはお母さん、そして若者達が

一緒になって遊んでいるのだ。

そして、年齢性別問わず、先のようなやりとりが繰り広げられている。

こんなに年齢も性別もバラバラな集団が、

一つの遊びに夢中になって楽しんでいる場所はなかなかないと思う。

 

 

とにかく 、ずっと、勝つために決められた練習をこなしてきた

私には、なかった世界だった。

 

 

だから今、MTBで何をやればいいか分からなくても、

その人達のところに行けばいくらでも教えてくれるのが分かっている。

だから、安心して、積極的に、その世界に入っていっている。

 

ダートでも、ストライダー乗るような小さい子から私のようなおばさん、

私よりも上の男性まで、みんなで遊んでいるのが楽しいし、嬉しい。 

 

 

本当に出会えてよかった素敵な世界だ。

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噂の“ランプの主”。

君の頑張りと成長が凄すぎるから、私も頑張ろうと思えるよ。

君がとても楽しそうだから、私も一緒に楽しみたくなるよ。