優しさ改革。

骨骨日記が続いている。

今までなら、MTBに乗れなくなると書く気も起きなくなっていたが、

骨折も大事な自分史。

時間があるからというのもあるが、

今はひたすら、今の思いを記録してみる。

肋骨骨折って何？どうなるの？いつ治るの？何ができる？

と自分がネットで色々調べてしまうように

いつか誰かの骨折に役立てたらいいなとも思う。

でも、誰の役にも立たない＝誰も骨折せず、

単なる私の愚かな日記になることを一番に願う。

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私「今日から私、家族に優しくすることにしたんだ！

　　夫さんに小言も言わないようにする！！」

(言わないで気づかせる方がカッコいいのに、わざわざ宣言してしまう。）

夫さん「本当に？今までもできなかったのに、何で急にできるようになるの？」

私「決めたから！」

元気にからだを動かすことができない分、時間がたくさんあるので

あれこれ考えごとをしてみた。

色々思いついて、

せっかくだからできる限りやっていこうと思った。

その中の一つに

家族に優しく接する

が挙がった。笑

最近、自分は家事ができないくせに、

夫さんがやってくれる家事に口出しが多くなっていた。（一番嫌なタイプ。）

家族みんなが家にいる時間が長くなり、

もともと片付けが大の苦手な夫さんと息子たちの威力が発揮され、

片付けても片付けさせても追いつかず、どんどん汚くなっていき、

「これ（置きっぱなしにしてるの）誰ー！！」

「（あちこち使うものが落ちたままだから）ここ片付けてよ！」

「○○やるのは、片付けてからね！」

「もーう！！」と私が痛い胸を押さえながら嘆くことが増えていた。

(骨折前からだな。)

こどもたちに、あれこれを直接指示するようにもなっていた。

昔は、いかに楽しく子どもを動かすか、

言い方を工夫して、やっていたのに。

面白がれていない。

完全に自己中心的。

時々ふっと思い出す言葉がある。

身近な人ほど、親切に。

 普段会わない人、滅多に会わない人には、いい顔をしようと親切にするが、

毎日一緒に過ごす、身近な人、家族ほど優しく接するべきだ

というようなことだった。

確かに、家族より、滅多に会わない人の方が断然優しさを出しているかも。

滅多に会わない人にわざわざひどくすることもないし、

滅多に会わないからこそ、優しくもできるのだが、

その人たちより、大切な家族への優しさの方が小さくなるのは確かに

おかしいなと思わされたのだった。

ものすごく当たり前のことだけど、

外でも家でも、きちんと人を大切にすればいいだけなのだけど、

最近の私は、優しさや思いやりの意識がどこかに行っていたなと気づかされた。

そこで、

きちんと最後まで話しを聞くようにした。

否定しないようにした。

小言を言わないようにした。

気になることは、自分が動くようにした。

思うことややって欲しいことを、優しく伝えるようにした。

ありがとうをもっと言うようにした。

褒めるようにした。

こんな当たり前のことが、できなくなっていたな。

あぁ、だから私、怪我したんだな。

早速、本が散らかった部屋を見て

私「皆さんにお知らせします！緊急募集のお知らせです！

　　本を読んだ人が読み終わった本を本箱に戻したくなるアイデアと

　　その実践を募集します！

　　挑戦した方全員に、もれなくプチシリーズ一本をプレゼントします。

　　えー、もう一度繰り返します！緊急募集のお知らせです…」

次男「はい！本棚の近くに、本を片付けようってお願いを書いた紙を貼ります！」

私「お！いいね。ポスターだね。」

夫さん「はい！本棚の本の重さを感知して、足りなければブザーが…

               あ、でも本によって重さが違うから難しいな。じゃあ、映像で察知して…」

私「楽しみにしています！」

長男「プチシリーズって何？どんなお菓子？もうI(次男)がポスターって言ってるから

　　　同じじゃダメなんでしょ？」

私「ダメとは言わないけど…T(長男)なら違うアイデアを出してみて欲しいな。」

翌朝、次男のアイデアが早速実現された。

なるほど。

本棚の横に貼ったのね。

ん？

「よ」と「おわたら」が気になるけど、今しか書けないご愛嬌ということで

よしとしよう。

早速翌日は本が片付いてた！

私の優しさ改革が実行されて早数日。

夫さんも、ますます優しくなった。