MTBでM(毎日)T(楽しく)B(冒険を)!

30代後半の2児の母が、MTBにハマりました。年齢なんて関係ない!やりたいと動き始めたときが運命の時。どうなっていくのか、MTBが教えてくれる世界と私の軌跡をゆるりと残していこうと思います。

子どもと大人。

次男の本棚ポスターが出来た翌朝、起きてきた長男、開口一番

 長男「母さん!本を片付ける案の募集、まだやってるよね?いいこと思いついたよ!

   今から作るね。」

 私「お!さすが!いいね!楽しみ!」

 

 そして、出来たのがこれ。

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図書館システム。

本を借りてカードに書くので、誰が本を出したか分かる仕組み。

長男「書くのが面倒という問題があるけどね。」

私「確かにね。でもいいんだよ。アイデアを形にするのが大事!」

長男「Iには、学校の図書館と同じだから練習にもなるし、字を書く練習にもなるか!」

 早速次男、本を何回も借りて、夜にはカード一枚終わらせて嬉しそう。

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さて、2人にプチシリーズをプレゼントすることになったのだが、

これぞ、チャンス!とひらめいた。

 

この時期、お店に行くのは1人の方がいいし、次男も絶対欲しいもの。

完全1人でのはじめてのおつかいを提案した。

家から徒歩数分のスーパーで(ベランダからすべて見える)

自分で好きなプチを選んで買ってくるというミッション。

長男は、4歳のとき、すでにもっと遠くの駅前の本屋まで1人で行き、

用事を済ませた後、そのスーパーで買い物をして帰っている。

 しかし、6歳の次男、激しく抵抗。

 

確かに、年齢で一概には比べられない。

何も知らないが故にできることもあるし、色々分かってきたからこそできないこともある。

あの子は何歳でもできた、何歳だからできるって、勇気を出すきっかけになることはあっても

年齢だけがすべてじゃない。

 

 

最近よく思うこと。

MTBやスケートをやっている子どもたちを見て、

子どもはいくら転んでも平気だし、上達が早いから羨ましく

「自分も子供の頃に戻ることができたら…。」

「子どものときにもっとやっておけばよかった。」

という言葉を時々耳にする。

 

確かに大人に比べて、遥かに怪我のリスクが少ない子どもは羨ましい。

だけど、本当に今自分が子どもに戻ったら、MTBやる?スケートやる?

私は、絶対やっていない。笑

だって、怖いし、転ぶのも痛いから嫌だ。

子どもの頃、転んでも平気だった?

いやいや、息子たちもお風呂に入るときは、ギャーギャー言って、なんなら入る前から泣いている。

そして何より、やったとしても、

今目の前にいる子どもたちのように上手にはできないと思う。

好きな気持ち、負けたくない気持ち、うまくなりたい気持ちを強く持った子どもは、

「あの子はすごい!」って思うほど練習もしているんだよね。

自分が子どもに戻って、運動神経もついてってもはや別人になるなら戻りたいけどさ。

って、真面目に考えることがあるのだが、

要は

やっぱり、今だからなんだよな。

今だからやりたくなっていて、

今こんなに好きになったから、リスクはあるけどやっている。

だから諦めて大人の今、できるようになる方法を考えて練習していこう。

 

 子どもの身軽さや吸収力だけ、今欲しい。

いや、子どもじゃなくても、数年前の若さだけでもいいな。笑

 

 

 

話が逸れたが、そんな次男、どうやらプチシリーズが取れないところにあったとき

お店の人にお願いするのが恥ずかしいから嫌なのだという。

取れなければ買うのを諦める、取れる中から選ぶ、ことも提案してみたり、

お店の人にお願いをする練習もしてみたが、

(母さんの店員役リアルでうま!と長男に褒められた。笑)

それでもあと一歩の勇気が踏み出せない。

しびれを切らした長男が先に一人で買い物に。

ベランダからその姿を眺めながら

次男「いいなぁ、できて。」

私「いやいや、Iも全部できることだよ。兄ちゃんと毎日一緒に同じことしてるじゃん。

  あとは、やってみるかどうかだね。」

 一瞬で帰ってきた長男に

次男「プチ、どれくらいの高さにあった?」

次男リサーチ。

長男「一番上でも僕は届いたし、Iが欲しがっているものなんて、

   かがまなきゃ見えないくらいのところにあったよ。」

かがまなきゃいけないって。笑

次男「行く!」

決して見えないけど必ず付いていくという母さん保険をつけて、家を飛び出した。

ダッシュできる次男とよちよち歩きの骨折母さん。

ほんの少しだけど、差をつけて出発したことをすぐに後悔。

全く姿が見えず、でも、つけて行くならせめてレジで払っているところが見たい!!

と早足にするのも虚しく、

店に着く頃には意気揚々と店から次男が飛び出してきた。

あ、見つかっちゃったと思う間もなく

次男「先、帰ってるね!」

完全に掛け捨て保険母さん。

捨てられた母さん、ようやく帰ってくると、保険の存在も忘れて余裕そうな次男。

次男「次は、牛乳なら1人で買いに行けるかな。」

 

そうそう、子どもはまだまだやらなきゃいけない冒険が

毎日たくさんあるからね。

 

私は、こども時代にないものをたくさんもっている。

大体のことは1人でできるようになった今を楽しもう。