MTBでM(毎日)T(楽しく)B(冒険を)!

30代後半の2児の母が、MTBにハマりました。年齢なんて関係ない!やりたいと動き始めたときが運命の時。どうなっていくのか、MTBが教えてくれる世界と私の軌跡をゆるりと残していこうと思います。

『弱虫ベダル』の感想〜64巻まで〜

今更感満載だが、今から約2ヶ月前の3月中旬に

弱虫ペダル」をすべて読み終えた。

 

前半戦がこちら。

sakuracckko.hatenablog.jp

 

sakuracckko.hatenablog.jp

 

後半戦の感想もブログに軽く記録したものの、前半戦に続きあまりにざっくり過ぎて

アップするのをためらっていた。

 

大量にレンタルして、自分が返却しに行けるタイミングに合わせると

読み終わってすぐ返却することになる。

そうなると、漫画の名場面や名台詞を全く振り返ることができないのだ。

 

しかし、いつまでも“下書き”に葬られているので、眠り過ぎたペダルを

ちょっと漕いでみようと思う。

 

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そんな訳で、漫画の内容については全く詳しく書けないので

思ったことをありのままに。

(私は完全にさらっと駆け抜けただけの読者なのでご理解を。)

 

 

感想その1。

一気読みしたからだが、長い戦いだった…。

面白いけど、一緒に勝負している気持ちになるのがいけないのか、

全巻ほぼ戦い続けているので疲れた。(60冊以上あれば当然。)

これのおかげで、結構生活リズムが乱れ(苦笑)

辞めればいいものを、それはなんだかリタイアする感じで気持ち悪いし、

やり残しがあるのも気持ちが悪く、頑張った。

(無理している感じでごめんなさい。でも返却期限との戦いがあって。笑)

 

夫さんは、レンタル期限内に読み終わらなかったためリタイヤ。

 

夫さん「まぁ、でももういいかな。俺のモヤモヤも解決したし。

    まさかの小暮さんが出てきて感動したよ。」

 

そう、以前話していた夫の納得いかなかったことは、

“2年生の体力バカが合宿に参加しなかったこと”だったのだ。

なんで、体力バカなのに参加しないの??と。

 

私「ここまで読んでどう感じたの?」

生意気にもインタビュー。

 

夫さん「俺は、自分も部活に燃えたことも選手でもなかったから、

    どうしても弱い人に共感するし、応援したくなるんだよね。

    目立たなかった人たちもちゃんと取り上げられてたからよかったかな。」

 

なるほど。

やはり経験に基づいた共感をするんだな。

 

私は強い方だったから(得意分野に所属してただけ。)、

完全に強い選手集団と一緒になって読み進めていた。

(あ、前回も同じようなこと書いてた。)

 

夫さん「ロードバイクやってる人は、共感したり、知ってることが

    たくさん出てくるから、ハマるのは分かるけど、

    やってなかった人がこれを読んでやりたくなるのが不思議だね。」

 

私「本当に!」

 

私の場合は、ロードバイクは乗っていたことがあって(一瞬)

体勢がきついとか、サドルでお尻が痛い、ビンディングペダルが怖い、

転びそうで怖いなどの嫌な体験があるうえ、

今はMTB に夢中だからはまらないだけなのかもな。

 

 

感想その2。

坂道くんが、最後まで無敵で驚いた!

「弱いところから強くなる」とか「一度は負けを体験してさらに強くなる」

ことがあるのかと思いきや、初めから強いし(次男の言う通り弱虫でもない)

まさかの1年も2年もインハイ優勝!

もちろんちょっとしたスランプとかはあったけど、

自分の勝利には無欲で、“仲間のため”がここまで強くするなんて。

そして3年生でマウンテンバイクにうつるとは!!

MTBに突入した64巻まで読んでいる。この先MTBの大会にも出るの?)

 

 

MTBに乗っているとき、坂道くんを思い出し

私の雑念が吹き飛ぶことがある。 

 

自転車関係は、本当に種類が多く、ロードバイクMTBもピンからキリまである。

MTB仲間が増え、MTBの色々を知ると他のMTBも欲しくなる。

ここが唯一、私にとってMTBの困るところ。

マシンによって(お金のかけ方によって)、良し悪しが変わってくることが

私にはあまりワクワクすることではない。

(もちろん、乗る人の力が一番だけど。)

好きな人には、そのメカニックなところ、自分好みにカスタムできることが

魅力でもあるのだろうが、私は苦手。

特に何か勝負することもないが、

「そっちの方が走りやすいのかな」「そっちの方が上手になれるのかな」

他のものを羨ましく思うことがある。

 

そんなとき、坂道くんが、普通の自転車でも、ひょいともらったロードでも

快走する場面が思い浮かぶのだ。

 

どんなものに乗っていても、強ければ関係ない!

強ければ、いいマシンの方がやってくる!

(あ、この言葉は、漫画に出てくるセリフでもなく、私の考え。笑)

 何でもいいんだ。

とりあえず、今のMTBで、全力で漕いで全力で楽しんでいればいい。

そうすれば、もっといいものに巡り合えたとき、

もっと威力を発揮できるようになるし

「これに乗ってみたら?」「ぜひこれに乗ってみて」と

人から勧められるくらい強くなれれば、マシンから惹き寄せられたら

なんて最高か。

 

今は、裸足のランナー。

 

そう思えると、ますます今のMTBに愛着が湧いてくるのだ。

(別に悪いMTBに乗っている訳ではないが。)

と、まさかのそんな感想にたどり着く。

 

 

 

感想その3。

どのキャラも好きで、でも強いて言えば、巻島裕介はカッコいいなと思うし

真波山岳くんなんかは、憧れる。

好きとかじゃなく、自分がなりたいイメージ。羽根が欲しい。笑

でも、最後の方に今泉俊輔が、「こんな人だったっけ?」と私の中のクールなイメージと

ちょっと変わっていって、思いをちゃんと表現できるクールな人になっていたのが

印象的で、友達になりたいかもと思った。

 

私は、大好きな先輩はたくさんいたけど

目指したくなるような、憧れの先輩はいなかったということに気付かされた。

高校時代に限らず、憧れる人、こんなふうになりたいという人は、実はいないんだな。

私が凄いという話ではなく

私より素敵で尊敬できる人なんて、ザックザックといるけれど

そういう人たちを見ると、

よし、私も頑張ろう、と自分の中にある理想に向かう傾向にあるからなんだなと気がついた。

その人みたいになりたいんじゃない。

自分が憧れる自分になりたい。

(2番目は嫌だ。要は、負けず嫌いな話かな。)

 

感想その4。

ロードレースのことがよく分かった!

個人のスピードレースくらいにしか思ってなかったけど、あんなに駆け引きがあったり、

一緒に走る、単独で走るとでは、たくさんの違いがあることなど、奥の深さと面白さがよく分かった。

 

感想その5。

漫画家の渡辺航さん(次男のおかげで名前覚えた!笑)の自転車に関するコラムを読むたびに、マウンテンバイクやロード愛が伝わってきて嬉しくなったり、私もやってみたくなることがたくさんあった。

 

最後はここ。笑

 

 

もちろんストーリーやキャラクターについても思うことはたくさんある気がするが

本が手元にない今、感想はここまで。

 

いつか漫画本をめくりながらでも、本がなくても

弱虫ペダル」好きな人と色々話してみたい。

聞いてみたい。

(何かあればぜひ、コメントで。笑)

 

 さーて、私は、「MTBペダル」で何巻も進められるように頑張るぞ!
骨折の回は早めに終わりますように!